パタヤ日記(4)

<3日目>


今日はラン島へ行く事にした。
ホテルのオプショナルツアーカウンターで申し込み、朝食を済ませたあと11:00にロビーに集合した。
これより早いと9:00集合であった。
値段は一人350バーツで昼食付きである。
しばらくすると迎えのタクシーがきてパタヤビーチへと向かった。


ビーチで船を待っていると、帽子やサンダルを持った物売りのおばちゃんが、白人のおじさんにサンダルを売りつけていた。
すると今度は私のところに来て帽子を売りつけようとする。
U氏は帽子をかぶっていたが私は帽子をかぶっていなかったからだ。
「タオライ?」と値段をきくと、100バーツだと言う。
100バーツでも安くて買ってもいいが、50バーツなら買ってもいいと言った。
値段は80バーツに下がったが、私は50バーツと言った。
次に値段は60バーツになったが、私は50バーツと繰り返した。
別に帽子がほしいわけではないが、このやり取りを楽しんでいたのだ。
そして、しぶしぶ50バーツで売ることになった。


この様な暇つぶしをしていると舟が来た。
舟と言ってもボートの長いものである。
まずこの舟で浅瀬を離れ遊覧船に乗り込む。
だんだんパタヤの町が小さくなっていき、1時間近く乗っているとラン島が大きく見えてきた。
白い砂浜はパタヤビーチ、ジョムティエンビーチとは違い奇麗である。
私たちはまた小さい舟に乗り換え島に上陸した。


まず、島に着くと昼食である。
飲み物は各自払うが食べ物はツアーの一人350バーツに含まれている。
私は迷わず「ビアーシン・ビッグ」と頼んだ。料理は次々に運ばれ同じテーブルでは様々な人種が同じ料理を食べていた。
食事を済ませると私たちはパラセーリングをするためガイドにお金を払い、モータボートに乗りパラセーリングをやる場所へ向かった。
モータボートは小さいため波のうねりと伴に飛び跳ねる。
かなりスリリングだ。


パラセーリングをやる場所に着くと5〜6人の男達が赤や青の毛糸で編んだ帽子とフェイスマスクが一緒になったものをかぶっていた。
まさにギャング団の様であった。
この怪しい人たちがパラセーリングの離着陸をサポートする人たちであった。パラセーリングはボートに引かれ一気に空へ舞い上がった。
かなりいい気分であったが1周すると直ぐに終わってしまった。あまりにも短すぎると思いながら、またモーターボートに乗り込み島のビーチへと戻った。


ビーチに戻ると水中メガネをして海に潜った。
岩場の方へ行くと魚がたくさんいた。
今までラン島に来て魚をよく見たが、その数は今までで一番多く種類もたくさんいた。
しばらく日焼けをし、舟に乗り込み、行きと同じように舟を乗り継ぎパタヤへと向かった。
その時、空には大きな虹がみえた。
ホテルに着くと16:30であった。

シャワーを浴び、しばらくくつろいでいると、外が暗くなっているのに気が付いた。
私はU氏と共にホテルを出て2nd Roadでタクシーをつかまえノースパタヤへと向かった。
パラディアムの手前でブザーを鳴らしタクシーを降りた。
私はタイ式マッサージを受けるためにパラディアムに向かい、U氏はパラディアムへ着くと私とは逆方向の来た道を戻るように闇に消えていった。
さすがはサバーイ大臣と言われるだけの男であった。


私はいつもの様に400バーツを払いマッサージをしてもらう人を探すと、既に目の合う子がいた、ポンムである。
私はポンムを指差していた。
別にポンムは私の好みではないが、他にいるババァーにマッサージをしてもらいたくないし、普通の女の子であれば良いのである。
ポンムはここで一緒に働いているお姉さんを含めて5人姉妹である事を知った。
そして今日はパタヤのお祭りのため友達とディスコに行く予定らしい。
そう言えば今日はホテルの庭でパーティーをやる様であるし、やたらと町中に風船を束ねたものが飾ってあったのが目に付いた。


私はパラディアムを出るとお腹が減っていたので、どこかで何かを食べようと思った。
あまりこのノースパタヤには知っている食べ物屋がないので、パラディアムの前にある赤門ですませる事にした。
私は以前、U氏がラーメンがおいしいと言っていたのを思い出し、生ビールとラーメンを注文した。
空腹を満たしたのちタクシーをつかまえてホテルに向かう途中のビアーバーは色とりどりの風船が飾られ、いつもと違うタイの民族衣装をまとった子が多く、いつにも増して町は活気に満ちていてた。
そう、今日はお祭りがある日なのだ。
道路も渋滞してホテルに着くとU氏と待ち合わせをした時間を過ぎていた。


私は急いでタクシーを降り、ホテルの中庭を通ると中庭ではパーティーが行われていた。
中庭を通りロビーに行こうとした時、怪しい人影がロビーから中庭の方へやってきた。
U氏であった。
私はU氏と合流するとすぐにサウスパタヤへ行く事にした。
道路が混んでいるため海岸側の歩道を歩いて行く事にした。
歩道は人であふれ、浜辺では花火が鳴り続いていた。
私たちは人の波をかき分けてやっとサウスパタヤへと到着した。


まだパタヤに来て私だけはゴーゴーバーへ行っていなかったので、U氏とHappy A Go Goへ行く事にした。
このゴーゴーバーは人が寄りついてこないのでじっくり見る事ができる。
飲み物も自分たちの分だけ払えばよかった。
一杯のジントニックで1時間ほど粘り店を出た。
すると、またU氏は行きたいところがあると言い残しサウスパタヤの闇に消えて行った。
あっぱれサバーイ大臣である。


私は夜店でお土産のネックレスを買った。
ホテルに戻るにはまだ早い、どうしようかと思っている時、訪問する所を1つ忘れていたのに気が付いた。
CURUSEL A GO GOである。
この店は以前に一緒にディスコに行った子がいるのである。
そしてパタヤに来ると必ず訪れる場所の1つとなったのである。
私は店に入るとカウンターに座ってウイスキーコークを頼みあたりを見回した。
いつもなら直ぐに私の隣に座ってくるNo.84の子がいないのである。
私はしばらくして店を出てホテルへと向かった。


ホテルの部屋にはもちろんU氏はいなかった。
私はシャワーを浴びた後、テレビを見ながらビールを飲みくつろいでいると、部屋をノックする音が聞こえた。
U氏である。
いつもの様にU氏はサバーイ顔をして部屋に入ってきた。
しばらくしてU氏はベットに入ると、いびきをかきながら眠りについていた。
私はこのとき思った事がある。
今ここで書いているのは私の体験記であるが、もしU氏が体験した事をU氏自身が文章にしたら私の知りえないタイの大人の物語がある事を・・・・・
私は恐ろしくなり、部屋の電気を消して眠る事にした。

 


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