パタヤ日記(3)

<2日目>


朝、めざましの音に起こされカーテンを開け外を見ると天気は曇っていた。
私たちはさっそく朝食をすませ今日はどこへ行こうかと話し合った。
そして、天気の悪いときは観光に限ると思い、私たちはノン・ヌッ・トロピカルガーデンヘ行く事にした。
そこは象ショーをメインで行うところである。
私は前回もそこへ行った事があるがU氏は今回初めてであった。
私が前回行ったといっても象ショーが終わった時にその場所に到着して、20バーツを象の近くにいる少年に渡し象の鼻にまきつけられ、持ち上げられた写真が残っているだけであった。
まだ象ショーは見ていないのである。
私たちはホテルの前に出てノン・ヌッ・トロピカルガーデンへ向かうための足であるタクシーをつかまえようとした。


タクシーをつかまえようと道路に立っていると1台のタクシーが私たちの前に止まった。
さっそく値段交渉である。
タクシーの運転手は前歯が片方かけた白髪交じりの運転手であった。
前にノン・ヌッ・トロピカルガーデンまでタクシーを貸し切るのにいくらかかったのかを調べるためにガイドブックを開いた。
ガイドブックには「98/2タクシー2人で復500バーツ多い」と書かれていた。
そう、私のガイドブックには今までの記録が書かれている便利なガイドブックなのである。
しばらく値段交渉をして350バーツで行く事になった。
タクシーで30分くらい走るとノン・ヌッ・トロピカルガーデンに到着した。

入場料を1人40バーツ入り口で支払い、象ショーの時間を聞くと、象ショーはもう終わっているから次のショーを見なというのだ。
しかし私は、まだ象ショーをやっていると思い、急いで見に行きたかったが、タクシーの運転手に待っていてもらう時間を告げると、待っている時間が長いのでもう少し金をくれと言い少しもめたが、これもまたねぎり足早に象ショーの会場へ急いで向かった。


ここの敷地はかなり広いため、どこが会場であったか探していると何やら人々の声が聞こえてくる。
象ショーを今やっているのだ。
私たちは急いで象ショーの会場に入りカメラを片手にショーに見入っていた。
周りの観客は中国人だらけである。
象は逆立ちをし、人を乗せ2本の足で立ち、そしてサッカーをし観客を笑わせた。
しばらくするとショーも終わり1回20バーツを象の近くにいる少年に渡し、U氏と写真を交互に撮った。
会場を出ると小豹2匹と赤いバスケットのユニフォームを着ているチンパンジーがいた。
ユニフォームには"LAKERS 17"と書かれている。
私たちはそれぞれ20バーツを支払い小豹を抱き写真を撮り、チンパンジーとも写真を一緒に撮った。


しばらくして園内のおみやげ店でおみやげを買い、待っているタクシーの所へ向かった。
待っているはずのタクシーがどこかへ行ってしまっているのではないかと思いながら、先ほどのタクシーを探していると直ぐに見つける事ができた。
私たちはタクシーに乗り込みホテルへと向かった。
そして30分ほどでホテルに到着し往復分のお金を運転手に支払った。
ホテルに戻ってもまだ14:00であった。
天気も曇りであるためビーチへ行くのをやめた。
今日はホテルの受付でおかまショーを見るためアルカザールへ行く事が決まっていたが、まだかなり時間に余裕があった。
U氏は行きたいところがあると言い残し部屋を出ていった。


また一人部屋に残された私はしかたなくサウスパタヤのソイダイヤモンドのゴーゴーバーの隣のサンドイッチで有名な店を訪れる事にし、ホテルを出てタクシーに乗りサウスパタヤへと向かった。
この店の営業時間は3時からなのでしばらく町をうろついてからこの店に入る事になった。
店に入りカウンターの椅子に腰掛けるとメニューを渡された。
メニューにはシングル、ダブルといったような事が英語で書かれており値段も表示されてた。
この店はサンドイッチ(ダブル)で有名な店なのでダブルを注文しようとしたが、どうもダブルは食べる事ができそうにもなかったのでシングルを店のマスターに注文した。
この店は値段は安いが、けして特をしたとは思わなかった。
それは店の雰囲気といおうか、強引に進められたといえばいいのか、断る事ができなかったため追加注文をしてしまったからである。
この追加注文をしなければこの店は安いと思うが、トータルの金額を考えるともっとしゃれた店を訪れたほうがいいと思ったからである。
そして私は1時間後にこの店を出た。


まだ時間があったのでタクシーでホテルに向かわず、買い物をしながら歩いてホテルへ向かう事にした。
歩いていると昨日行ったおなじみの貝などを売っている店を過ぎ、もう1軒のおなじみのTシャツ店を訪れたが、またおばちゃんがいなかったので店に入らず歩き出した。
Royal Garden Plazaを通ると小さなTシャツ店があった。
店員を見るとタイの"中山美穂"と言った感じの店員がいた。
私はおもわずこの店のTシャツを買ってしまった。
そしてその後おなじみのおばちゃんのいるTシャツ店へ行く事はなかったのであった。
ホテルに着きフロントでルームキーを受け取るためルームNoを告げた。
するとキーを渡された。
やはりU氏はまだ帰ってきていないのである。
部屋に入りしばらくするとU氏がサッパリとした顔をして戻ってきた。


それからしばらく部屋でくつろいでいると、そろそろおかまショーのアルカザールに行くためホテルのロビーで運転手が迎えにくるのを待つ事にした。
待っていると運転手らしき人が迎えにきてバンに乗り込みアルカザールへと向かった。
別のホテルで1人の客を乗せ、車の中には白人のおばちゃんと日本人ではない東洋人のハゲおやじが乗っている。
アルカザールに着くと次から次へと大型バスで団体客が押し寄せて来た。
私たちはVIPチケット(1人500バーツで購入済み、普通のチケットは400バーツ)をホテルで予約をしてため、チケットの引き換え券をチケットに交換するため建物の中に入った。
チケット交換場では2人分の引き換え券をU氏がチケットと交換すると、U氏の後ろで先ほど同じ車でやってきた東洋人のハゲおやじがU氏に向かってなにやら英語で大声を上げて叫んでいるではないか。
どうやらハゲおやじが並んでいる列の前にU氏が入り先にチケットを交換したので怒っている様であった。
U氏は無視をして外へ出た。


しばらく建物の前で待ち入場する事になった。
以前、プーケットでおかまショーを見た事があるが、パタヤでは初めてのおかまショーであった。ショーが始まり次から次へとおかまが出てきた。
"本当に男なのか!?"と思うほど美しいおかまであった。
体のラインが女なのである。
胸、ウエスト、足、とても男であったとは考えられなかった。
中には背中を見ると、"やっぱりおかまだ"と思われるダンサーもいた。
ショーが終わり、会場の外に出るとおかま達も外に出てきて、気に入ったおかまに20バーツを渡し写真を撮った。


私たちはホテルへ帰るため、またバンに乗り込む。
もちろんハゲおやじも一緒である。
車はしばらく走り出すとティファニーズ・ショーで止まり、ハゲおやじが1人で降りた。
ティファニーズ・ショーとは、もう一軒のおかまショーである。
そう、このハゲおやじはおかまショーのはしごをしたのだった。
途中で別のホテルから乗った白人のおばちゃんを降ろし、最後に私たちが泊まっているサイアム・ベイビューホテルに到着した。


しかし、まだ夕食を食べていないので運転手に頼みサウスパタヤへ行ってもらう事にした。
何を食べようか迷ったが、バンコクでタイスキを食べていないのでRoyal Garden Plaza
にあるコカに入った。
そう、パタヤにもコカが最近できたである。
店の中はバンコクのコカとは比べものにならないくらい人が少なく、活気がなく静かである。
隣でU氏が女の子にちょつかいを出している。
いつもの事なので気にも留めず私はタイしやぶを食べた。
しばらく町をぶらつきホテルに戻り眠りに就いた。

 

 


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